毎日更新旅日記
旅の動機
旅の概要
旅の予定マップ
旅の持ち物
 
表紙へ

 

 

 


更新日時 03/01/18 22:58
本日のデータ
日付
1月16日
天気
曇時々雪
旅行日数
191 日目
体調
良好
本日の移動
 登山(霧島神宮〜高千穂岳〜韓国岳〜霧島神宮)
走行距離
0.0 km   
現在地
鹿児島霧島町
総走行距離
7917.0 km   
宿泊地
霧島観光案内所
今日の出費
食費
369 円    
宿泊費
0 円    
観光費
500 円    
雑費
0 円    
経費詳細

 観光費:さくらさくら温泉




雪の霧島縦走

 ちょっと自分でも不安なほどの長距離を今日は登山する予定だ。帰路は最悪、日が暮れてしまうかもしれないが、でも、帰りは車道をひたすら歩いて戻るためにそれほど危険はない。それでも、やっぱり暗闇の中の移動は控えたいので、今朝は5時に起床して登山準備。まだ真っ暗な中、ホッドライとの明かりを頼りにご飯を炊いて朝食をしっかりとる。そしてテントを撤収していよいよ出発だ!

 まずは霧島神宮で登山の無事を祈る。6時半、神宮裏手から高千穂河原へと続く龍馬の新婚旅行時にも歩いたという歴史ある登山道を上り始めた。道は思ったよりも分かり難く、看板だけが唯一の頼りだった。でも荒れているというよりも、下草のない木々だけの広々とした登山道のために、ちょっと木々が抜けている区間があると、そちらと間違えやすかった。そのため、看板一つでもボーっとして見逃すと他の方向へ行ってしまう始末・・・ 暗闇ということもあって何度か間違えてしまったが、異変に気付きそれほど大事にはいたらなかった。そんな歩きにくい道ではあったが、何度か鹿にであったりとそんな楽しさもあった。

 8時ちょうどに高千穂河原にある駐車場に到着した。休憩もほとんど取らず一気に高千穂岳山頂目指してそのまま出発した。ようやくこの辺りから展望も開けてきて、噴煙上げる桜島が顔をだした。ただ、空模様は怪しい雰囲気・・・ 昨日の天気予報では晴と言っていたのに、今朝には曇に変わっていた。そして降水確率もかなり高め・・・ そんな雲行きを心配しながら標高を稼いでいった。

 御鉢へののぼりに差し掛かると急に傾斜が激しくなってきた。ザレ場と岩場の急登で足を盗られながらも必死で一歩一歩踏み出して行った。だが、御鉢へ直下ともなると、足を一歩踏み出してもまた押し戻されてしまうほどの急登。あまりの急な坂にこの道で合っているのか不安になるほどあった。でもそんな道でも所々に足跡も見られたことから、必死で登って行き、なんとか御鉢へと上りきった。


高千穂岳登り中より
桜島を望む


高千穂への急登へ


高千穂の御鉢

 そこには驚くほど大きな火口が待っていた。その大迫力な火口に魅せられながら、そこからは気持ちよく御鉢周り♪このあたりから登山道は霧氷により地面も草木も全てが真っ白な世界へと変わっていた。そんな極寒の世界ではあったが、雪がほとんどと言っていいほど残っていなかったのには驚いた。そのせいもあってか余計にこの霧氷の世界が幻想的に見えた。

 高千穂岳への最後の直登、馬の背を霧氷や霜に足を盗られないように気をつけながら登る。馬の背と名のつくほどの急登であったが、それでも先ほどの御鉢の登りに比べれば子供のような登りであった。そしてその登りを登りきると待望の山頂♪ちょうど9時に到着した。

 待望の山頂からの展望は霧に覆われて全くなかった。それでも静かな極寒のこの地が嬉しく、また充分満足のいく山頂であった。ここまでの道が予想以上に険しかったということもあるだろう。そんな山頂を15分ほど楽しんで下山へと向かった。あまりの寒さに長いこと居れないという理由もあった。


霧氷により真っ白な
高千穂岳


霧氷により・・・
幻想的な世界


霧氷に染まる
高千穂岳山頂


山頂の天の逆鉾


霧氷の鳥居


高千穂岳三角点上♪


 御鉢はでは苦もなくあっという間に下山。そしてその先の苦労して登ってきたザレ場を無事に下れるか不安になりながら向かった。あまりの急さに他の道がないかと探すと、なんと岩場の道を発見!そこから安全に下ることにした。あのザレ場を通らなくていいと思うとちょっとホッとした。登りもこの道でくればよかった・・・ ちなみに下山後に聞いた話なのだが、登りはこの岩場から登るのが正解で、下りはザレ場を滑りながら下ってくるのだ良いらしい。私はまったく逆な道を歩んでしまっていた。


見下ろす高千穂の御鉢


お鉢より下界を見下ろす


御鉢にて
風強く寒い〜


 霧島神宮跡地を見ながら10時に無事に元の駐車場(ビジターセンター)まで下山してきた。ここからは今度は韓国岳に向けての縦走路となる。この頃のなると時折、みぞれが降りこの先の縦走を重い気持ちにさせていた。そして先の韓国岳は厚い雲で覆われていたのが見えた・・・

 気を持ち直そうと、ビジターセンターでちょっと休憩。20分ほどのんびりと観光して、また新たな気持ちで縦走路へと歩み始めた。歩き始めてる時期にまた、みぞれ混じりの雪が降り出した。それが強風により肌に叩きつけられて痛いこと痛いこと。顔を手で覆いながら必死で登ること1時間、中岳を越えて新焼岳に到着した。もうそこは霧と強風の世界でまさに極寒であった。そんな中でも霧の隙間から凍結した火口湖が見えたのがとても嬉しく今も強くその光景がこころに残っている。


霧島神宮跡地


中岳付近より
高千穂岳を見る


中岳山頂


 新焼岳を越えて下りに入ると今までの世界から一変して積雪に覆われた世界となった。アイゼンを付けようかとも思ったが、雪がまだ少し柔らかかったためにそれほど苦もなく歩けたために付けずにそのまま進むことにした。途中持ってきたパンを摘みながら、寒さに耐え登っていく。そして山頂直下に近づいてくると、なにやら叫び声が聞こえてきた。どうやら誰かを名前を必死で呼んでいるようだ。声が聞こえ始めてから10分ほど登っただろうか、ようやくその声の主に到着。5,6人の団体メンバーで話を聞くとなんと一人逸れてしまったらしい。この深い霧の中で・・・ さすがに心配だ。一緒に探すこ5分ほど、見失った彼は自力で元の登山道へと戻ってきてホッと一安心。大事に至らなくてよかった。

 そんな事件もありながら霧の中を登っていき、そして13時無事に韓国岳に登頂した。ちょうど1年半前の登頂と同じように強風、霧で覆われて視界がまったくない世界がそこには広がっていた。どうも韓国岳には嫌われているらしい。今回も火口を見せてはくれなかった。

 ここで軽くまた食事(パン)を食べてやぱっり早々に下山。もうなんてったって寒いこと寒いこと!!下山は大浪池方面へと下って行ったのだが、南方面なので積雪は少ないと思いきや、ここもかなりの積雪。ここでアイゼンを付けようかとも思ったが、結局そのまま転ぶことなく下山して、14時半に大浪池登山口へと下り立った。


極寒の新燃岳山頂


濃霧の韓国岳山頂直下


ここでも霧氷


ようたく」韓国岳山頂♪
でも寒い〜


大浪池付近でも
大量の雪が積もっていた


ようやく下山
このあとひたすら
車道を歩く


 ここから先はただひたすら車道を歩く。距離は10数キロあるのではないだろうか・・・ ただ黙々と元の霧島神宮歩いた。そんな道中、やさしい運転手から「よかったら乗っていかないか〜?」っと誘ってくれる方もいたが、ほんと嬉しいが丁寧にお断りした。山に関しては全て人力での登頂と決めているので、いくら辛くてもここだけは妥協できなかった。

 ちょっと早足で歩くこと2時間、ようやく元の道である霧島神宮へと下る龍馬道へと戻ってきた。そこからまた登山道へと入って約20分歩くと、ようやく16時半に日帰りとは言え、長かった登山を終えて懐かしささえ感じた霧島神宮へと舞い戻ってきた。最後に無事で降りてきたことを神宮に報告して、そして自転車を置く観光案内所へと戻った。

 行動食はパンのみだったために、もう空腹!我慢しきれずにさっそくコンビニでパンと贅沢に菓子を購入して食べた。そして登るときにお世話になった観光案内所の方に下山を報告した。そこで暖かい珈琲をご馳走になりようやく一息つくことが出来た。ありがとうございました。

 でも、そうのんびりもしていられない。荷物を片付けたりとまだまだ忙しい。荷物を整理してそしてこのあとHPの更新作業。実はこのあと18時にある方とここで待ち合わせしている。それは以前、不知火走行時にお世話になったマーチさんがまた遊びに来てくれるというのだ。それまでに少しでも日記を終わらせようと作業に取り掛かったときに、マーチさん登場!

 どうしても無事に下山したことだけでもHPにUPしておきたかったのので、せっかく来てくれたマーチさんを寒い中待たせてしまった。10分ほどで最低限のUPをやり終えて、そしてさっそく登山の疲れを癒しに温泉に連れて行ってもらった。場所はすぐ近くの”さくらさくら温泉”だ。


さつま揚げ&黒豚


黒豚ロース♪

 温泉はなかなか豪華でそして貸切状態♪大の字になりのんびりと名物の泥を塗ったりして温泉を楽しんだ。湯から上がってのんびり休んでから、そこのレストランで食事をとろうと思ったのだが、ちょうど20時、なんとオーダーストップになってしまった・・・ この近くに他には食べるところはない。呆然としていると申し訳なさそうに、なんと席だけでも案内してくれ、さらにお茶&さつま揚げ&黒豚を無料でご馳走になってしまった。こちらが悪いのに・・・ ありがとうございました。そんなあまりの親切な店にまた来たいと心から思った。

 温泉を後にして、食事を求めて遠く国分市まで車を走らせて焼肉店へと入った。ここでは黒豚ロースを初め、もう贅沢にお肉を食べまくり幸せ一杯で後にして、道の駅・霧島へと戻り、そこでマーチさんと共に前回同様、車中泊させてもらった。今回も夜遅くまで語らいそして飲んで、暖かい車内でそのまま就寝した。ありがとうございました。

<< 前の日へ


since2001-4