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更新日時 03/03/28 8:56
本日のデータ
日付
3月27日
天気
曇一時雨
旅行日数
260 日目
体調
良好
本日の移動
 長崎市観光パート4〜福江市(五島列島)
走行距離
9.1 km   
現在地
長崎県福江市
総走行距離
10745.7 km   
宿泊地
外堀公園
今日の出費
食費
420 円    
宿泊費
0 円    
観光費
1100 円    
雑費
3200 円    
経費詳細

 観光費:グラバー園・大浦天主堂・旧香港上海銀行記念館・古写真資料館
 雑費:フェリー代(長崎〜福江)




長崎の洋館

 今までこうして同じ町を4日間も観光したのは初めてだろう。そのくらい自分にとって見所の多く、そして勉強になるところだった。今日、最終日はグラバー園をはじめ、各所の洋館をまわってみた。


お世話になった浦津さんと
ありがとうございました♪


坂本竜馬が飲んだ
幕末復元コーヒー

 今朝は6時起床、やっぱり今日も日記の更新から一日が始まった。1日もこれ以上後回しにするわけにはいかないのでもう朝から必死だ。そして最後の食事をご馳走になり、10時ごろ出発した。成り行きで3日もお世話になりほんとありがとうございました!助かりました。また、こうして長崎の家庭におせわになり、町の話がいろいろ聞けたので嬉しかったです♪最後に、頂いた龍馬コーヒー飲むのが楽しみです♪

 こうして最後に握手を交わし、最後の長崎観光へと出発した。まず向かったのは長崎でもメジャーな観光地のひとつ”グラバー園”へと向かった。この後、天気が崩れてくるという話の為に軒下に自転車を止めて、あとは歩いて向かったのだが、さすがこのグラバー園周辺は平日にも関わらず凄い人ごみであった。そしてお土産街も並ぶ。でもそんな風景も長崎独特の雰囲気があり、この混雑の中でもなぜか心が和むそんな感じがした。国宝の大浦天主堂を眺めながらグラバー園へと入館。600円と高いがでも、たくさんの洋館と歴史資料があるということで、値段以上の楽しみがありそうだ。そんな楽しみを胸にまずはエスカレーターでどんどん上って行き、そして展望が素晴らしいグラバー園の一番上の洋館からの観光スタートだ。まず迎えてくれたのは、旧三菱第二ドックハウスで後々にこの地へ移築されたものだそうだ。ドック(修理工場)に入ったときの船員の休息宿泊施設で、現在の中は三菱会社、造船の歴史の紹介がされていた。そのなかでもたくさんの精密な模型の数々に魅せられた。


大浦天主堂への道


グラバー園
旧三菱第二ドックハウス


三菱ドックハウスより

 ドックハウスからは後はのんびり下りながら各洋館を見学していく。美しい長崎湾、そして町並みをを見下ろしながら次から次へと洋館が立ち並び見学していった。どれもこれも建物にちなんだ面白い展示物ばかりで今日もじっくり見学。ただほぼ共通しているのはどの方も事業を起こしていることである。主に貿易商だ。その中でもとくに有名なのが最後の洋館、グラバー氏だ。この方は主に危険を冒して幕府に秘密裏で軍事物資を薩長軍と交易。さらに以前には坂本竜馬等のたくさんの志士を助け、時には海外遊学もさせていたという。もちろんどれもまだ幕府の目が光っていたときであった。ちなみにこの建物の方は、日本最古の木造洋館であり、またその形も他とは違い4つ葉のクローバー形をしているのも面白く、また美しい。それと花咲き乱れる庭園とが合い、美しい景観を見せてくれていた。旧邸内ではその業績を紹介する資料館となっていた。それらの資料も見応えがあり、好きな時代だけに時間をかけてじっくりと見学した。


長崎湾の造船所たち


グラバー園
旧リンガー住宅


旧グラバー住宅


旧グラバー住宅


グラバー住宅内


グラバー像


 グラバー園の最後には伝統工芸館として”長崎くんち”の奉納祭りがたくさんの資料とビデオで紹介されていた。350年以上の歴史と伝統を誇る祭りでその豪華絢爛な出し物に驚かされた。そして大迫力の龍の舞。実際にいつか見てみたい。興味そそる祭り映像だった。

 このころになると天気は崩れ大雨となっていた。自転車を軒下に置いてきて正解であった。また今日は準備よく傘までちゃんと持って来ていたのだが、だが、あまりの雨風にズボンとザックはビッショリと濡れてしまっていた。雨の中、やや重い気持ちでグラバー園を後にして、今度はさきほど眺めてきた大浦天主堂へと見学。ここは国宝とあってか有料施設で、見るだけで300円とやや高い。でもやっぱり一度は見てみたいと奮発した。天守堂内は豪華な装飾が随所に施されていて、それでいて、落ち着いた教会の雰囲気を保っていた。ずっとここにいれるほど、不思議な落ち着きがここにはあった。寺も同様にこのような落ち着きがあるがどうしてだろうか。この広い空間と静けさがそう思わせるのだろうか。


くんち資料館


国宝・大浦天主堂


天主堂にて


 この後も洋館巡りが続く、こんどは旧香港上海銀行記念館へといってみた。この豪華で巨大な建物内には長崎の貿易としての歴史や、長崎〜上海航路の様子など様々な資料が展示されていて、グラバー園のときとは驚くほどの客の差でほとんど見学客はいなかったが、でも展示内容は引けを取らないものがあった。その中でも興味深かったのだが、昔爆発的ブームを呼んだという頓珍漢(とんちんかん)人形で故久保田馨の独創性あふれる小さな人形達が並べられていた。どれもこれもマンガに出てくるような宇宙人のような姿で、そのひとつひとつに平和という思いが込められて、全て手作りの作品だという。それでいて格安で当時は修学旅行生のお土産に人気だったという。


旧香港上海銀行記念館


NBCラジオ
スキッピーのみなさん

 そんな一味違った長崎の歴史を見学したあとは、今度はオランダ坂周辺の洋館を見学してみようとまた雨の中、トコトコと歩いて向かった。そんな時にNBCラジオから電話が入った。当初の予定では場所はどこでもOKということであったが、この大雨では軒下でないとかなりきつい。そのため急遽、屋根のあるフェリーターミナルへと変更してもらってさっそく移動。自転車までもどり、カッパを着たりと急いで移動の準備をしていると、嬉しいことに先ほどまでの大雨がみるみる収まり小雨へと変わっていいった。そのため、自転車のザックにはレインカバーを付けることなくそのまま出発でき、埠頭についたころにはすっかり雨はあがっていた。

 埠頭で出迎えてくれたのは3人の姉妹と言いたくなるような可愛い3人のスキッピーというレポーターの皆さんだった。ラジオは生放送の為にさっそく質問事項などの確認と打ち合わせ。でも、そんな時間は飛ぶように流れて14時を過ぎた頃、放送スタート。片方の耳にあてたイヤホンには今の流れている放送が聞こえる。「スキッピーの皆さん今日はどこですか〜?」っという感じでこちらにマイクが飛んできた。こういう形態は初めてでもうドキドキだ。もともと人前で話すのが苦手なだけにこのようなラジオも苦手でできれば敬遠してきたが、でも誘われれば自分の使命として喜んで行く。でも実際はドキドキで困ってしまう。だが、新聞社の場合は取材なのでラジオと比べると楽でよく自分に合っている。そのため、新聞社を中心に広報活動をしているのだ。ちなみに今回、このスキッピーきつも聞いてくれている長崎の方が、この私のことをNBCに紹介してくれて今回の放送に繋がったのだ。もちろん新聞に載せてもらう前のことである。ありがとうございました♪

 数分の放送、もうドキドキしながら、そして緊張したときはちょっとどうも笑顔を常に作ってしまう性質のようで、いつもニコニコしながらラジオに受け答えし、そしてなんとか無事?に放送を終えることが出来た。スキッピーのみなさんありがとうございました。カッコイイそして懐かしいスキッピー愛車レガシーと共に写真撮影♪(出発前にレガシーを乗っていたので・・・)無事に終わり、あとは先ほどの慌ただしさ、楽しさが嘘のように消え去り、また観光の旅へと戻っていった。

 今日の船で五島列島に渡るつもりなので船の時間を再確認してまた市街観光へと向かった。本当は入りたかったが、時間の料金の関係で入館できなかった中国歴代博物館を建物だけ見学しながらまたオランダ坂へと向かった。ただこの建物、その風貌だけでも素晴らしい物があり、屋根には龍と虎の美しい装飾がされその豪華さ繊細さを眺めるだけでも楽しかった。ただこれだけの建物の中にはどれだけの資料が展示されているのか見たくて知りたくてしょうがなかったが、これだけは仕方がなかった。次回の楽しみということになってしまったが、気を取り直して7棟の洋館群が立ち並ぶ東山手洋館住宅群へと入った。料金は100円で、古写真をはじめ、埋蔵遺跡等の展示が各棟でされていた。とくにその古写真に魅せられるものが多々あり、またその写真の歴史も紹介されていて、日本の写真界の開祖ともいわれる”上野彦馬”の紹介がされていた。その波乱で行動力に富んだ人生にまた見せられ、事を起こすのには全ては行動力と勉強であることを改めて実感させられた。


孔子廟・中国歴代博物館


東山手洋風住宅群


古写真資料館にて


 このあと、同じオランダ坂沿いにある旧ロシア領事館も見学。中には宣教師らによって始められた私学の歴史について紹介されていた。どこも同じような資料が並ぶだけと最初はおもっていたが、こうしていろんな洋館をまわり、それぞれ特色ある展示物がありどれも興味ひかれる面白いものがあった。このあとは、時間の関係で中には入ることができなかったが、外観だけでもと思い、旧英国領事館、旧長崎税関派出所と見学して自転車へと戻り、こうして長崎観光を終えてフェリーターミナルへと戻った。

 このあとは、フェリー乗船、乗船後と必死のHP更新作業、AirH圏内のうちに重たい画像をUPしておこうと長崎港を出る前にと必死で進めた。携帯で更新すると料金が何倍も高いからである。フェリーが出航してからも更新を終えることは出来ず、電波のいい船外に出て更新作業を進め、巨大な三菱造船所と、そして思い出いっぱいの長崎市を眺めながら、そしてお世話になった方々に改めて”ありがとう”そうつぶやきながらも、更新の方や休まず薦めて行き、なんとか圏外前には重い画像をUPすることができた。このあと、日記を書こうと思ったのだが、やっぱり船酔いしそうでダウン・・・ 横になってしばしのお昼ねタイムへと入った。


東山手十二番館
(旧ロシア領事館)


野口記念美術館
(旧英国領事館)


べっ甲工芸館
(旧長崎税関派出所)


 17時に出航し、到着は20時半、3時間半の船旅を終えて五島列島、福江市へと到着した。もうあたりは真っ暗でいまからの気の重い寝床探しだ。出来ればこのフェリーターミナルで寝れたらなっと思っていたが、ターミナルは閉まり、その周辺もとても無理そうだった。仕方なく城公園の方へと走ってみたがなかなかよい公園が見つからない。日が暮れてしまったということで見つけにくいのもある。それでもなんとか見つけたのが通りに面した外堀公園であった。テントを張るにもやや抵抗もあり、またやや温かかったとこから今日は今年初のベンチで寝袋に包っての就寝だ。ただその前にHP更新作業。だが、冷たい風が吹き、とても日記の更新が続けられなくなり、22時頃、断念し寝袋にすっぽりと包りそして就寝した。やっぱりテントを張ればよかったかなっと公開しながら、冷たい風に耐えながらの就寝になってしまった。
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