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更新日時 03/07/07 23:47
本日のデータ
日付
7月 5日
天気
雨のち曇
旅行日数
363日目
体調
良好
本日の移動
 むつ市〜恐山〜大畑町
走行距離
40.8 km   
現在地
青森県大畑町
総走行距離
15772.3 km   
宿泊地
薬研キャンプ場
今日の出費
食費
0 円    
宿泊費
0 円    
観光費
500 円    
雑費
500 円    
経費詳細

 観光費:恐山拝観料
 雑費:薬研キャンプ場料




恐山の温もり

 「ポツポツ・・・」、今朝も変わらずその音が鳴り続けていた。気の重い重い朝で、今日は早く起きようと4時に目覚ましをセットしておいたのだが、その雨音で起きる気力をなくし、結局、起きたのは5時半となってしまった。雨音を聞きながら自炊、そしてHPの更新とテント内で寒さを凌ぎながら頑張っていると、なにやらだんだん外が騒がしくなりはじめた。「なんだろう?」、恐る恐る外を窺うと、気付けば駐車場はいっぱい、さらには子供たちなどで溢れていた。どうやら隣のグランドで大会かなにかがあるようだ。ただ、隣だけに、ここには時折グランドに向う人が通るほどでそれほど苦にはならなかった。それでも、騒がしくなってくることを恐れ、早々に撤収。なんとかPCもやり終え、8時に小雨降る中、気合を入れて出発した。

 わかってはいたが、いきなりの激坂が襲う。そしてこの雨と始めはすぐに滅入ってしまったが、徐々に雨は霧雨へと変わり、そして途中にあった名水にも助けられ、そこでちょっと休憩。なかなかの名水らしくまだ朝早いというのに水汲みの方が何人か来るほどで、そんな方々とあいさつを交わし、またちょっとした会話もして、沈みんでしまった自分の気持ちを回復♪また新たな気持ちで元気に漕ぎ出した。

 「なんだこの壁は?!まさか道??」、そのまさかである。道は階段状のように激坂、なだらか、激坂と繰り返す。そのため、迫る激坂は余計に壁のように見え挑もうとすることすら失せてしまうほどだが、でも、その距離はそれほど長くはない。そんな激坂と必死で格闘、もうその坂しか視界には入っていなかったが、気付けば雨は気にならないほどの小雨へと変わっていた。こうして徐々に標高を稼いで行き、そして恐山の外輪山にあたる標高350mの峠を越え、あとは一気に坂を駆け下っていくと急に硫黄の臭いが鼻につくようになり、火山地帯へと入ったこと、さらには霊場・恐山へ入ったことを実感した。

 「おお!!」、思わず声を上げる。目の前に広がるまさに神秘的とも言えるエメラルドグリーンと言うべきだろうか、その澄んだ色に奪われ、さらには生命の存在を感じさせない不気味な雰囲気、この世のものとは思えない、あの世の世界とも言ってもおかしくないほどの世界を感じさせる、そのカルデラ湖に目を奪われ、そして魅せられた。


恐山・名水に救われて・・・


恐山・宇曽利湖


エメラルドグリーンに輝く


三途の川でーす


おお!青空が・・・


三大霊場到着!

 何度も書くが、その神秘性を秘めた美しさにすっかり魅かれ、そして写真撮影にも力が入る。雨は幸いこの霊場・恐山へと入ったと同時にほぼ上がってくれた。そのためさらに撮影に拍車がかかり、そしてハシャギ遊んだ。湖畔を進み、まず迎えてくれたのが、三途の川とそれに架かる真っ赤な橋。恐れ多きところへ来てしまったか・・・ そう思わされるほど強烈性を秘めたてはいたが、でも、ここでは雨も上がってご機嫌な私は、もう橋を行き来し撮影大会♪さらには青空まで顔を出し、ご機嫌度はさらにUP、飛び跳ねるようにして恐山本山へと入っていった。

 ここは死者の霊魂が集まる山とさ れているそうで、見るからに霊感のない私にもそう感じる所である。敷地内には○○地獄という名が何箇所もあるようなところだが、でもそんな中にも私にとって天国があった。それは温泉♪この恐山霊場内にあり、拝観料さえ払えば誰でも入浴することが出来る嬉しいところ。さっそく冷えた身体を温めようと入浴だ〜!と、思っていたとき、ある青森市の方からこられた10人ほどの団体さんに声を掛けられた。「自転車で登ってたかただよね?」そんな会話から始まり、最後には、なんと両手一杯の差し入れを頂いてしまった。そしてこの後、さらに嬉しいことに、今度は食堂前で頂いた御握りを食べていると、その食堂からコーヒー、ジュースなどのさらに頂き、もうその温かさ感激し、そしてその嬉しさに涙がこぼれそうになるほどであった。自分にとってこの恐山の地、さらにはこの青森、また忘れられないひとつとなった。


恐山


中には温泉もあり!


地獄巡り〜


極楽浜


恐山でお世話になった
松森さんたち


恐山・冷抜の湯



恐山・休憩所に皆さんと

 そうそう、さらにもうひとつ!その温泉がまた最高なのだ!硫黄泉はもちろんその素朴な雰囲気が最高でまさに私好み♪さらには貸切とのんびり足を伸ばして入浴。ただ誰もまだ入浴してなかったのか、源泉そのままの熱湯のような熱さで、それを薄めるまでが大変であったが、でもこれもまた愛嬌。こうしてどんどん思い出を作っていく恐山だが、最後にまたもうひとつ。自転車を置いた休憩舎へと戻ると、今度はそのこお姉さん達が温かく迎えてくれた。コーヒーなどご馳走して頂き、ここでまたのんびりと楽しい時間を過ごさせてもらい、そして12時ごろ、あまりに温かくしてもらった分、もう後ろ髪引かれる思いで、寂しさいっぱい、でも、こうしてたくさんの元気をもらい、また坂道へと挑んでいった。ありがとうございました。

 今日、目指すは薬研キャンプ場。ここには薬研渓谷、温泉と見所いっぱい!のこり半日をここでのんびり過ごそうと思っていた。またこのキャンプ場が無料と聞いていたのも嬉しい。そしてなにより楽しみだったのが、ここに居るだろうと思われる青森で知り合ったチャリダー稲垣さん、携帯が繋がらない為に、実際にここに居るかどうか分からなく、また居たとしてもすでに2日前、もう居ない可能性も充分あり、やや不安はあったものの、でも期待を込めてまた恐山の外輪山の峠を越え、そして一気に坂を駆け下り薬研へと入った。

 キャンプ場は話と違い有料であった。それを見て自分は確かに綺麗で快適そうではあったが、たかが500円という値段でもすぐに泊る気が失せてしまった。また稲垣さんも何日もここに泊り、さすがに未だにここに居ないだろうと思ってすぐに後にしようとした。もうこの時にはこのまま坂をさらに下って大間方面へと走ろうかとも思っていたのだが、念のために・・・ そう思って受付に、「稲垣さんって方、こちらに来てますか?」と、訪ねると、「いますよー。」と、迷いもなくすぐに答えが返ってきた。そして広場の方にまわると、「おっ?!」、久しぶりの顔が!!再会を喜び合い、またそこで一緒に交えていたキャンパー達からも温かく迎えてくれた。さらには食事中と言うのもあって、そのままここでもお好み焼などご馳走になってしまった。もちろんその温かい雰囲気に誘われ迷うことなく受付を済ましテントを設営した。

 食事を片付け行動開始だ!さっそく、稲垣さん、さくさんを誘い温泉へと出発!ここには3つの無料露天風呂があり、もちろんどこもそこの良さがあるという。そう聞いて、ひとつも逃すわけにはいかないと、このあと流れるように三件をハシゴ、どこも綺麗で、それでいて景観を損ねない味のある風呂、もちろん湯は最高で、「これでなんで無料??」、そう疑いたくなるほどの良さであった。ちなみにこれらの温泉には全て”○○河童の湯”と名付けられ、そして各所にもちろん河童の石像がある。なんでも、ここには満月がその湯に映ると、大フキの葉っぱをかぶった年老いた河童の姿を見ることができるというが、残念ながらその夜は月を見ることが出来なかった。


薬研キャンプ場で
稲垣さんと再会!
右・稲垣さん 左:さくさん


無料露天その1
夫婦河童の湯


夫婦河童の湯にて


その2・河童の湯


河童さんと出会う?!


その3・裏河童



福山風??
(どつかれそう・・・)


レオン風??
(蹴飛ばされそう・・・)

 夜は大いに盛り上がった!そして、自分自身がこんなにお酒が飲めたんだ!そう驚くほどお酒の方ももちろん大いに進んだ。その中でもとくに印象的だったのだがやはりこの雰囲気を作っている管理人さんの”次元”さんだ。なにか人を惹き込ませるものをもっている方で、そんな次元を中心に楽しい時間は流れていった。ちなみに夕食はそれぞれひとり1品ずつの料理を持ち出し、計6人でなんとも贅沢な夕食会ともなった。

 後半は会場を野外へと移す。もちろん薪を焚いて暖をとりながら、会話、そしてお酒と飲み交わしたのだが、その雰囲気がなおさら最高で、最後は稲垣さんのまだ練習中と言いながらも、なかなか上手いギターの音と共に大合唱♪そして消灯の時間を迎え、後はじっくりと語りながら夜は深けていった。

 就寝前、最後はまた無料の露天風呂へ!懐中電灯片手に酔っ払いがフラフラと自転車を漕ぐ。そして、またこの温泉でも出会いが生まれた。この温泉は夜、外人の方が多いと聞いてはいたが、今日も6人ほどのグループが先に入浴していた。聞けば他で聞いていた通りやはり三沢の米軍基地の方であった。ちなみに一緒に温泉へと来た牧野さんは他の温泉場へ、私一人となったが、でも英語も出来ない私だが、なんだか、ここでも盛り上がり、ビールを2本もご馳走に!!もう、帰りはさらにヘロヘロになりキャンプ場へと戻り、そしてそのまま倒れるように就寝した。あれは1時過ぎであっただろうか・・・


みんなで夕食♪!
&お酒


夜は火を囲んで
大いに盛り上がる


夜中も露天風呂へ
そこでは・・・

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 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ごはん&レトルト丼
 ・昼食 : おにぎり×4・菓子・お好み焼などなど
 ・夕食 :

スパゲティ・雑炊・マーボー豆腐・などなど

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