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更新日時 03/09/05 7:55
本日のデータ
日付
9月 3日
天気
晴時々曇
旅行日数
423日目
体調
良好
本日の移動
 弟子屈町(摩周湖・屈斜路湖周遊)〜阿寒町
走行距離
105.5 km   
現在地
北海道阿寒町
総走行距離
18761.7 km   
宿泊地
阿寒湖畔キャンプ場
今日の出費
食費
1778 円    
宿泊費
0 円    
観光費
0 円    
雑費
0 円    
経費詳細

 




道東・湖巡りの旅

 楽しみにしていた北海道は道東の湖巡りがはじまった。摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖、この道程は以前車でこの北海道を旅したときと同じ道程である。ただその時の記憶はほとんどなく、今なんとなく思い起こすと、綺麗だな・・・ 湖だ・・・ と感動もなしに走り抜けてしまった気がする。果たして今回はどうだろうか、まず最初の湖、摩周湖へ向けて坂を黙々と駆け上がっていた。


見えたよ摩周湖!


摩周湖・第三展望台

 ちなみにそんな今朝も早くから始まった。今日も4時起きでHP、食事と済ませて出発は8時前。いつもよりも早く出発することが出来た。もちろんこれには理由があり、やはりそれなりに急いでいたからだ。3湖を周り、出来れれば雌阿寒の登山口にあたるオンネトー湖キャンプ場まで行きたいと思っている。そのためにも、こうして早くから出発し、黙々と摩周湖への坂に挑戦していた。ちなみに摩周、屈斜路周遊後、阿寒へ向う為にはまたこのキャンプ場のある弟子屈市街へと戻ってくることになるため今回は空荷での挑戦である。摩周湖展望台まで標高差600m近くある坂とはいえ、風を切りながら気持ちよく標高を稼いで行き、そして最初の展望台である第一展望台へと自分でも驚くほどのあっという間に登り切り空荷での楽しさに感じる到着でもあった。さて、別名”霧の摩周湖”といわれるほどに霧の多いこの湖、果たして湖面を見ることができるだろうか、前回は霧に包まれ全く見ることが出来なかっただけに、展望台へと登る階段に緊張が走った。日本の湖と言えばこの摩周だろう、そう思っているだけに今回こそと期待が込み上げると共に、不安もあり、それらがこうして緊張へと変わった。坂を必死でこぎあがってきた為に鼓動は未だに早く、その激しく動く鼓動がより一層に自分を緊張させ緊迫感を高めているなか展望台へと登りつめた。そして見下ろす摩周湖にしばらく言葉を失ってしまった。”神秘の摩周湖”とも言われる言葉の意味がこの一目で分かったような気がした。それほど神秘的な世界が今この目の前に広がっていた。何色かも表現できない神秘的な青さの湖面、そこに写し出される空や山、そしてすぐ脇に聳える摩周岳がまた印象的でこの山がさらに湖を引き立てていた。そしてその湖の遥か先には先日登った斜里岳が雄大に聳えていた。その美しい展望はどこから見ても変わらず、この後さらに100mほど登った第三展望台でも息を呑む美しさがそこにはあった。

 摩周湖: 北海道阿寒国立公園内にあるカルデラ湖で湖面標高355m。最大深度211mと深く、またその透明度は素晴らしく一時は世界一を誇っていたほどである。そんな湖の青さも神秘的ながら、流れ入る川も流れ出る川もないところもなく、それでいて湖面は一定水位を保っているのも神秘の湖と言われる由縁のひとつだろう。

 「来てよかった〜」、そう叫びながら摩周湖を後にする。道がピストンとなるだけに、また坂も駆け上がらなくてはならないだけに、行くのを躊躇する部分も実はあったこの湖なのだが、しかしそんな思いは吹っ飛び、今は満足感で満たされ、次の湖”屈斜路湖”に向けて摩周の坂を気持ちよく下っていくと、そんな前面に現れるのが硫黄山であった。坂を下れば下るほどその硫黄山は雄大に聳え、摩周湖展望台から見たときは何も感じなかった山なはずなのに、直下までくれば思わず驚きの声をあげてしまうほどであり、そしてそれに惹かれて迷いもなくその麓で自転車を止めしばらく噴煙上げる硫黄山を眺め散策を始めた。

 硫黄山:名前の通り純度の高い硫黄が露出している山で、明治初頭急ピッチで採掘が進んだ。そして明治20年には北海道で2番目に早く運搬用鉄道が引かれ、さらに採掘に拍車が掛かったものの明治29年には掘りつくし幕を下ろした。そんな歴史が硫黄山麓の展示室にて詳しく紹介されていた。


硫黄山


北海道2番目の汽車


屈斜路湖

 今日はあまりのんびりしている時間はない。明日の雌阿寒岳登山に向けて最悪でも阿寒岳までは行っておきたく、観光もほどほどにして先を急ぐ。硫黄山を後にしてすぐに現れるのが屈斜路湖。これも摩周湖と同じくカルデラ湖で、そこが火山であったことを今も物語るように湖周には至る所に温泉が噴出していた。まずは温泉旅館が立ち並ぶ川湯温泉、そこを過ぎると砂湯、ここでは湖脇をほればどこでも程よい温度の温泉が湧き出てくるという不思議なところで、誰が掘ったか分からないがそんな穴を見つけてさっそく足湯。あったか♪と大満足してお次は池の湯。こちらも同じく湖畔に湧く温泉で、ある程度整備された入浴施設であったが有料の為に入浴は断念。でも、まだまだ温泉はいっぱいある。お次はコタン湯。混浴だが、男女別の脱衣所もしっかり設けられた無料露店風呂でここでは迷いもなく入浴。汗を流して疲れも落とし、こうしてここを最後に空荷での湖散策を終えて弟子屈市街へと戻った。ちなみにここで紹介した温泉以外にもまだ無料温泉は屈斜路湖畔にはたくさんあり、まさに温泉宝庫の湖であった。

 荷物を再びフル満載し、さらには明日の登山用食糧まで詰め込んで阿寒湖をお次は目指す。時間に余裕があれば雌阿寒登山口となるオンネトー湖までと思いながら漕ぎ始めるが、坂は容赦なく目の前に立ちはだかった。登れど登れど坂は絶えることなく続き、果てはないのかと思うほどであり、すでに摩周の登りで疲労感が出ていただけに、その疲れもピークに達する。だが、それでも坂は無言で襲いかかり、そのあまりのつらさに、今日の工程やはり無理があったか・・・ と後悔するほどであったが、すれ違うライダーや車からの声援に力をもらい、なんとか峠まで登りきった。3時間近い格闘であり、標高差は摩周湖のとき以上で600mを越えていた。延べ1200mは今日登っているだろう・・・


掘れば温泉・砂湯


無料露店・コタン湯♪


さあ、お次は阿寒湖だ!



阿寒湖にて

 登りきると目の前に似せ富士の異名を持つ”雄阿寒岳”が聳え立つ。だが、もうその雄大さに惹かれる元気さえなく、ただ横目に今度は延々と続く下りを一気に走り降り、そして最後、下りで冷え切った身体をまた奮い立たせてアップダウンを越え阿寒湖畔へとようやく到着した。すでに16時半と予定のオンネトー湖まではさすがにもう行く時間はない。いや、時間もないがそれよりも体力がとても持たなかっただろう。まだまだこの先上りが控えているのだ。さすがに明日の朝にこの道程は繰越し、このあとのんびりと阿寒湖畔を散策した。ビジターセンターではその池の自然、歴史を学び、そしてボッケと言われる泥火山噴出を間近に眺めながら阿寒湖までの遊歩道を進み、そしてその先には見事なまでの青空と、それを写し出す真っ青な湖が広がっていた。風もないせいか波ひとつたつことなく湖は静まり返り、その静かさが今日の疲れを全て忘れさせ、そして心和ませてくれた。もちろんそこでしばらくその神秘性帯びる湖に見惚れていた。

 この阿寒湖畔にはキャンプ場があり、今日はそのに宿を求めることにした。そこでまたキャンプ場の方とふれあいを楽しみながらも、やはり疲れからか21時には寝てしまっていた・・・


雄阿寒岳


阿寒湖


阿寒湖・ボッケ

※この日記の写真をクリックすると拡大写真が表示されます。

 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ごはん・味噌汁(豚肉・もやし入り)
 ・昼食 : パン×3・ミニコンビニ弁当・アイス×2
 ・夕食 :

ごはん・味噌汁(豚肉・もやし・ほうれん草入り)

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