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更新日時 03/11/03 19:29
本日のデータ
日付
11月 2日
天気
旅行日数
483日目
体調
良好
本日の移動
 今市市〜日光市観光
走行距離
30.3 km   
現在地
栃木県日光市
総走行距離
21527.7 km   
宿泊地
中禅寺湖湖畔
今日の出費
食費
951 円    
宿泊費
0 円    
観光費
1800 円    
雑費
0 円    
経費詳細

 観光費:東照宮各館共通券(1300円)・田母沢御用邸(500円)




いろは坂


久しぶりの朝焼け


今市市より男体山

 雲ひとつない見渡す限りの青空が迎えてくれた今朝であるが、しかし、起床時はまだそんなことを分からぬ未だ真っ暗な朝5時。ここ連日の登山で早起きはなれ、いつもなら寝袋から這い出るのがやっとであるのに、今朝に限ってはここ連日が4時起きだっただけに逆に朝寝坊を楽しんだそんな気分であった。そして自炊しながらテントを中で夜明けを迎える。その光に誘われテントを開ければ目の前には今から向かう男体山、そして女峰山の山峰が驚くほど近くに、もう目の前というところに聳えていた。明日、登る山なのだが、今日ここからでも登れるのではと思うほど、その山容は巨大なゆえに間近に見えたのだろうか。そしてテントから大きく顔を出し光の方向へと振り向けば、その広がる関東平野の先には見事なまでの朝焼けが迎えてくれていた。朝焼けとしてはこの旅最高ではないだろうか、山間部ばかりで夕日や朝焼けを見る機会が意外と少ない。私の旅の中で夕日といえば高知県で連日見た美しさが忘れられない。そして朝日は今日になるだろうか、そんなことを思いながら朝の出発準備に励んでいた。

 そんな快晴の今日、目指す先は目の前に聳える男体山の登山口となる中禅寺湖畔であるが、そこへと行く為には大きな難所が待ち構えていた。あの名高い”いろは坂”だ!私の中では自転車では通りたくない坂のひとつに前々から上げ、当初の予定では下りはするが上る予定はなかった。しかし、もうここに来てから何度も書くが、5月の残雪規制によりルートを大きく変えられ、こうして今回、男体山へと向かうために向かわなければならなくなったのだ。普通のチャリダーなら挑戦心いっぱいで望みそうな坂であるが、しかし私の場合は自転車を漕ぐのを楽しみに、また自転車に挑戦して旅をしている訳ではないので、出来れば避けたい坂である。しかし、こうして自分で決めた登山の為に上らざるえなくなり、そうとなれば自然と気合の入るのも事実であり、「頑張ってくれよ!」と太ももに声掛け叩きながらの7時前の今日は早い漕ぎ始めであった。

 そんな難所へと向けての今日のスタートであったが、しかしその前に日光といえば東照宮。その観光が待っていた。しかし、もうこの東照宮へは以前に2度ほどすでに参拝へ来たことがあり、拝観料も高いことから今回はそのまま通過しようとも当初は考えていた。だが、その東照宮以外にも見所多いことを知り、また、日光の町の雰囲気、空気に触れたいと、今までの観光にはない日光を見てみたいとも思い漕ぎ始めていた。そんな道はもう最初から上り坂・・・ そして日も昇ったばかりだというのに暑いこと暑いこと、久しぶりの平野部の暑さに苦しめられながら、まずは日光の市街を抜けていく。今も昔変わらないだろう趣を残す老店舗の和菓子屋など並ぶ中を気持ちよく漕ぎ進んでいると、ふと頭上になにやら気配を感じた。目線を移すと猿である。いろは坂周辺では何度か見たことあったが、この市街にまで出没しているとは驚きを感じながらも、日光らしい光景でもあるとも思いながら走りぬけ、そしていよいよ東照宮を中心とした寺社並ぶ地帯へと入っていった。


朝の東照宮参道


三仏堂

 まず最初に迎えてくれるのは真っ赤な橋の”新橋”で、「いよいよ日光参拝に来たぞ!」と気持ちを高ぶらせてくれる参道であるはずなのだが、しかし、今回ばかりはそのお目見えはなく、修復中との事で全く望むことが出来ず、これには期待していただけにショックを受けるが気を取り直して表参道へと自転車を進め、連休のせいか早朝から混み合う中へと自転車を置き徒歩へと変え溶け込んでいった。

 購入した拝観券は各寺社の共通券。東照宮しか見たことのない私には打って付けの券であり、さっそく日光山輪王寺から参拝&観光は始まった。そして懐かしの家康公を祀る東照宮参拝、さらには明日登る男体山を祀る二荒山神社へと足を運び、最後に家光公を祀る大猷院廟と参拝。どれもこれも目を見張る美しさ、そして豪華さであり、家康公、さらには徳川幕府の力の強さをまじまじと感じた。終いにはその贅沢さに言葉を失い、そしてため息が凝れるほどで、金箔や透かし彫りで装飾なされた建物群を眺めていた。ちなみに今日が連休の真っ只中ともあり、かなりの混み様であり、ウンザリさせられるほどであったが、しかし良いこともあり、ツアー客などの団体客に混じり一緒に説明を聞いたりと身になる観光にすることができた。ここでそんな内容、歴史をじっくりと述べたいところだが、主旨が違うので、簡単に各寺院を下記に説明し、また呼吸を忘れるほどの見事な東照宮の様子は写真で感じてもらえれば嬉しいです。

 輪王寺:天台宗の寺。山号は日光山。日光門跡と称し、奈良時代勝道の草創と伝え、1617年(元和3)天海が東照宮を移建して再興。徳川氏最大の廟所。後水尾天皇の皇子守澄法親王が入寺以後門跡となる。明治になって東照宮と神仏分離した。※広辞苑より

 東照宮:徳川家康を祀った神社。別称、東照大権現。家康は1616年(元和2)に没し久能山に埋葬、翌年日光に改葬。初めは東照社と称したが、45年(正保2)日光の東照社に宮号を授けられて以後、上野・水戸など全国に建立の東照社も東照宮と改称。日光および久能山の東照宮は後に別格官幣社。※広辞苑より

 二荒山神社:日光市山内にある元国幣中社。祭神は二荒山神(大己貴命オオナムチノミコト)。767年(神護景雲1)勝道上人が社殿を創建。のち中宮祠・中禅寺も営まれ、信仰をあつめる。下野国一の宮と伝える。日光権現。※広辞苑より


逍遙園(しょうよう)


逍遥園の紅葉−1


逍遥園の紅葉ー2


五重塔


東照宮にて


見ざる言わざる聞かざる


鼓楼


東照宮にて


陽明門


陽明門


東照宮


男体山を祀る二荒山神社


輪王寺


輪王寺の二天門


輪王寺・金閣殿



田母沢御用邸


いろは坂は明智平

 ずらりの上に写真を並べたが、また日記へと戻ろうと思う。こうした寺社を参拝の後は、その周辺を散策。もちろん歩くのが好きな私は自転車をそのまま置いての散策である。しかし、観光案内所が見つからず、日光観光マップがない為にどこをどう歩いてよいのかよく分からない。適当にふら付きながら生活感漂う裏路地を歩いたり、またちょっとした小さな寺社へと立寄ったりして最後に行き着いたところが”田母沢御用邸”で、先ほどの江戸時代を中心にした建物群から一気に時代は流れて明治・大正となるのだが、しかし変わらないのが、その豪華さである。とくにこちらは建物の規模が凄い!部屋数106室と言うのだから完全に私などは迷ってしまう大きさだ。ちなみにここは皇室の別邸であり避暑地のひとつであるのだが、これほど大規模な建物が必要であったことに驚きながら見学した。それだけ従者が多かったことを物語るのだが、それにしてもこの途方に暮れる規模に、またも言葉を忘れため息をこぼしながら、そして魅入っていた。

 こうして日光の観光を終えたのだが、しかし、見たこと感じたことは膨大で書き入れないことばかりである。もっと具体的に触れたいところだが、キリがなく時間を進めようと思う。ここから先はまた、ここ連日続いている自転車との格闘へと戻る。もう連日の坂ばかりでウンザリしているところだが、しかし今日もやってきましたと言わんばかりに迎えてくれたのが、とりわけ大きく、そして有名な坂、冒頭にも書いた”いろは坂”である。11月とは思えない強い日差しを浴びながら、その延々と続くかと思うほどの上りへと踏み出していった。漕げども漕げども坂である。そしてそれ以外にも苦しめるのがもうひとつ。暑さである。もう11月だというのに真夏なような強い日差しに、久しぶりの夏というものを感じてしまうほどであった。今年の夏の最盛期は北海道にいただけに寒いくらいで、夏というものを感じた日が数えるほどしかない。その1日が今日であろうかと思うほど暑く、こういうことを書くと、真夏の本当の暑さを知らないかのように思われるかもしれないが、しかし、この季節での異様な暑さ、さらには自分が必死で自転車を漕いでいるものだから暑さに拍車が掛かり、自分の中で真夏となった。さらに言えば、延々と続く坂と共に同じく続く渋滞もその暑さに拍車が掛かる。坂の最初から終りまでもう大渋滞であり、その車の中を縫うように漕ぎあがるのだが、排気ガスの熱気は物凄く不快以外にないのだが、しかし、励みになったこともある。それは車から掛かる応援の声であり、自然と力が湧きあがる。そしてそれら車を追い越して行くのもやはり気持ちよく、途中でかなりバテはしたが、結果的には車よりもかなり早く登りきることができた。ちなみにバテたのには理由がある。途中、大学生だろうか、サイクリング部の方達だろう集団、さらには趣味で走っている方など、たくさんの自転車に会い、そして「頑張ってください!」との声と共に追い抜かれていった。もちろん彼らはロード自転車の空荷であるが、しかしこれが悔しく、やや遅いペースの集団に意地になって付いていこうとしたことがあった。あともう少しだから何とかスタミナはもつだろうと、自分の持っている限界以上の力で必死になって漕ぎあがり、呼吸は大いに荒れ、心臓は痛いほどに激しく鼓動を続ける中、気合と根性だけで必死に付いて行ったのだが、しかしゴールは全く見えず、最後はさすがに精魂尽き果てスピードダウン・・・ その後の復帰が想像以上に辛く、出発当初の初めての峠越えの時もこんな苦しみであったなと、思い出しながら苦痛に耐え登りきって行った。

 いろは坂の終点といってもいい展望台からは見事な景色が広がっていた。登りきった達成感を味わうのには最高の場所であり、一息つくのだが、しかし私の場合すべてが過程であり、ここもただの通過点であると思っているだけに喜んではいられない。いや、本当なら喜びたいところだが、しかし、そうすると自分に負けそうで常に気を張り詰めて神経を尖らせている気がする。そんな自分を見つめながら、そして、いつの間にか雲に頭を隠した男体山を見つめながら、その展望台は明智平を後にした。


三大名瀑・華厳の滝


夕の中禅寺湖

 この後、のんびりと中禅寺湖周辺を散策。もう何度も訪れている日本三名瀑のひとつ華厳の滝を今回も見学するが、さすがに三大と言っても何度も来ているだけに感動は少ない。逆にこの観光地という雰囲気、空気が自分には面白く、山の静けさ、そして都会のざわめき、そのどちらにもない、独特の空気を肌で感じながら、ここでのんびり夕方の時間を過ごし、そして最後は中禅寺湖のほとりに寝床を見つけて落ち着いた。そして、緊張の糸が解れた瞬間、どっと疲れが全身を襲い、とてもすぐにHPの更新という気力生まれず、仮眠してから、そう思ったが最後、そのまま熟睡してしまい結局起きること出来ずに寝付いてしまった。

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 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ごはん・レトルト丼・味噌汁
 ・昼食 : コンビニミニ弁当・パン
 ・夕食 :

ごはん・レトルトラーメン

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